ボランティアとは
ボランティアとは、語源をたどると、ラテン語の「ボランタス(Voluntas)自由意志」、フランス語の「ボランティ(Volunte)喜びの精神」、英語の名詞では「ボランティア(volunteer)志願兵」、動詞では「自発的に申し出る」という意味で訳されています。
日本では、自分の意思で自発的に行なう社会参加活動をさします。
自発性
活動は、強制されるものではありません。自ら進んで活動に取り組む自主的活動です。
無償性
活動に対して、報酬(お金や品物などのお礼)を求めるものではありません。
公共性
自分の利益になる活動でなく社会に(自分以外(社会性)の人に)役立つ活動でなければなりません。
ボランティア活動の心構え <10ヶ条>
1. 秘密(個人的なプライバシー)を守りましょう。
活動を通して知りえた秘密を守ることは、活動における信頼関係を強め、活動を実りあるものにします。
2. 約束ごとを守りましょう。
ボランティア活動は、人と人との信頼によって成り立つものです。
活動の場での約束は守り、責任ある行動をとりましょう。
3. 自分の身近な事から手がけましょう。
私たちの身のまわりには、さまざまな問題が顔を出しています。
活動は挨拶から始まります。
小さいことから手をつけ、次第に大きな課題に取り組みましょう。
4. 相手の立場になって行動しましょう
自分勝手な計画や行動でボランティアの名をかりて、押しつける様なことはやめましょう。
相手の立場にたった活動をしましょう。
5. 細く長く無理のない計画を立てましょう
自分やグループの能力にあわせ、無理のない計画を立て、長続きさせましょう。
6. 活動にけじめをつけましょう
ボランティア活動は、人数・時間・能力等の制約や活動の限界があります。
目的にあわせて、けじめある行動をとりましょう。
これには、相手方と前もって十分に話 合いをし、お互いに確認をとるようにしましょう。
7. 活動を点検し、記録をとりましょう
活動には、いくつかの波があります。福祉需要も変わりますので定期的に活動を
点検し、話し合いをすることも大切です。
そのためにも、活動の評価、反省材料などとして、たえず記録をとり、活動をまとめて今後の活動にいかしましょう。
8. 仲間づくりを進めましょう
ボランティア活動は、自主的な活動ですから自分だけでやる活動も多くあります。
しかし、仲間をつくって話合い、助け合っていくことも大切な方法です
9. 活動と学習の繰り返しでレベルの向上をはかりましょう
活動レベルの向上は、同時にボランティア自身の人間的向上にもつながります。
10. まわりの理解と協力を得ておきましょう
家族の理解と協力を得ておきましょう。また、職場・学校あるいは近所の方々等に理解と関心をもってもらい、ボランティアの輪を広げましょう。
★自分が何をしたいのかはっきりさせましょう。
★自分に何ができるのかしっかり見極めましょう。
★自分が行動できる時間を決めておきましょう。